2021-04-16 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
一方、我が国の造船業界が単に高品質を目指せば、今度は顧客にとってオーバースペック、過剰性能である、そういうことに陥る可能性もありまして、ビジネスモデルの再構築も含めて、今後どのような勝ち筋を狙っていかれるのか、国交省の御意見をお聞きしたいと思います。
一方、我が国の造船業界が単に高品質を目指せば、今度は顧客にとってオーバースペック、過剰性能である、そういうことに陥る可能性もありまして、ビジネスモデルの再構築も含めて、今後どのような勝ち筋を狙っていかれるのか、国交省の御意見をお聞きしたいと思います。
そのときの視点として、先ほども少し申し上げましたが、二十世紀までの日本のイノベーションにおける勝ち筋というものは、言ってみれば技術オリエンテッドで、技術というものが最初にあって、それに磨きをかけてビジネスに変えていくという、垂直統合型とよく言われるようなシステムだったというふうに言われております。 これの典型例は、今でも強い企業ですけれども、自動車産業が言われておりますね。
ただ、じゃ、それが次のヘゲモニーをどうやって狙っていくかと考えると、そのヘゲモニーはどこから来るかというのは、恐らく、我々は過去の経験にとらわれてしまいますから、そうそうなかなか新しい、ここが勝ち筋なのでここに投資すればいいとなかなか言えないということがあると思います。
一方で、日本で最大の事業者であります東京都の水道局でも三千億とか四千億とかの規模でございまして、それ以下、例えば二位以下の大阪になると、今、三百億とか四百億とかですか、四、五百億ぐらいですか、そのぐらいの規模しかなくて、世界的な視点で見れば、圧倒的なガリバーと、あと小さな事業体が幾つかあるのが日本の現状でございまして、これらと競争する、勝ち筋というのはしっかり見えているのかどうか、この二つについて追加
これは分析するとそうでもないのかもしれませんが、ただ、聞いている限りにおいてはそういう気持ちにさせられるわけでありまして、今非常にシェアを持っていて、世界で先駆けている分野だということであるのであれば、最後にお話しになりましたけれども、ぜひ海外勢に入られるということではなくて、強みを更に強くしていくという中で、これは勝ち筋をつくっていっていただきたいという思いであります。
ただ、それが今、宝の持ち腐れになっていますから、これをしっかり連結をして、企業を超え、産業を超えて連結をして、そしてビッグデータとして共有をして、人工知能で解析をすることによってものづくりやサービスの質を高めていく、これが私は日本にとっての勝ち筋だろうということで、今、経産省として、コネクテッド・インダストリーズという概念を産業界と共有をしながら、そして協調領域をできる限り広げて、そして産業界がデータ
非常に難しい質問ではあるんですけれども、大臣として、その勝ち筋をどのように、市場獲得の勝ち筋はどこにあるかということをちょっとお伺いしたいと思います。
じゃ、日本が勝ち筋がないのかというときに、最後、BツーB、プロ同士がやり取りをしているまさにリアルデータ、それは製造業の現場ですとかサービス産業の現場で生み出てくるリアルのデータ、これについてはまだきちっとしたプラットフォームもないわけであります。また、日本は、中小企業も含めてかなり機械化、IT化が進んでいて、中小企業の現場にもいいリアルデータがたくさん存在をしているわけであります。
我々は、やはり日本の勝ち筋は、BツーB、事業者間の、しかも物づくりの製造の現場ですとかあるいはサービスの現場、そういったところで生まれてきている本物のデータ、リアルデータを事業者間で共有することによって、ここに、そこからビッグデータとして人工知能で解析することによって日本の勝ち筋が生まれてくるんではないかというのがコネクテッドインダストリーズの考え方なんです。
このリアルデータを生かすことによって新たなビジネスを生み出していくということがこの第四次産業革命の世界での日本の勝ち筋ではないかというふうに考えております。その考え方でコネクテッドインダストリーズという構想も打ち上げて、今産業界と取り組んでいるわけであります。
コネクテッドインダストリーズは、御指摘のように、データがつながっている、こういう状況の中でグローバルな勝ち筋をつくるということですけれども、一方で、同時に、人手不足の解消であるとか、あるいはIT化を進めたい中小企業にもそのメリットがあるようにというのは御指摘のとおりでございます。
政策的にはなかなかできることというのは限られているし、何か、行政が引っ張る、そういうイノベーションというのは余り、そんな健全な気もしないわけでありまして、これは、我々はやはり方向性を示すということに尽きるということで、コネクテッド・インダストリーズということに、こういう取組でいけば日本に勝ち筋があるんじゃないか、あとは、具体的にそれで何をやるかは民間の皆さんで考えてくださいということになっていくんだろうなというふうに
コネクテッドインダストリーズとは、データを介して、人、技術、機械などが企業、産業を超えてつながり、新たな付加価値の創出と社会課題解決を目指す、我が国産業の勝ち筋を示すコンセプトです。 かつて、特定個別産業を政府が選定し、個別企業の経営判断に介入し誘導しようとする、いわゆるターゲティングポリシーには批判があったと認識をしています。
第四次産業革命と呼ばれる技術革新の成果を我が国企業の持続的な競争力強化につなげ、私たち一人一人の生活を豊かで快適なものにしていくために、いま一度、日本企業の強みと弱みを見詰め直し、勝ち筋を見出していく必要があるかと考えています。
○武藤副大臣 まさに先生の御指摘のとおり、第四次産業革命のもとでの日本の勝ち筋というものは、現場に蓄積されているリアルデータの活用そのものにあるんだというふうに思います。そのために、コネクテッド・インダストリーズの旗を掲げて、自動走行・モビリティーサービス、また、ものづくり・ロボティクスなどの重点五分野を設定いたしまして、官民の取組の加速化を図っているところであります。
そういうところで日本の勝ち筋をどういうふうに考えていくか。また、人工知能と少し離れた世界でも、人が幸せを感じるようなサービスとか製品というのを生み出していくということは、非常に重要だと思っています。
まさに、これから第四次産業革命の中で、日本の勝ち筋はこれら現場に蓄積をされているリアルデータの活用だというふうに思っています。 我々は、コネクテッド・インダストリーズという旗を掲げまして、自動走行・モビリティーサービス、あるいはものづくり・ロボティクスといった重点五分野を設定をして、官民の取組の加速化を図っているところであります。
そういう中で、当然、民主導では進めていかなければいけないんですが、我々政府の方からコネクテッド・インダストリーズという概念を打ち出して、製造現場やサービスの現場にあるデータ、これを企業を超えて連携させることでビッグデータにして、AIで分析をして、日本のリアルデータから攻め上る勝ち筋。
こうした問題意識の下で、新産業構造ビジョンでは、改めて日本の強み、弱みを見詰め直し、具体的な戦略分野として、移動、サプライチェーン、健康、暮らしの四つを掲げまして、日本の勝ち筋を実現するための中長期的な将来像と戦略を描き、それを具体化していくための目標逆算ロードマップを定め、具体的な制度改革を見据えた突破口プロジェクトを取りまとめたところでございます。
どの分野に投資をするのが大事かというところがまさに一番大事で、日本が勝ち筋になれる、結局、経済成長は一人当たりの生産性掛ける労働力、労働人口でありますので、生産性を上げるためには、やはりイノベーションが起きるとか、勝ち筋の分野に多くの優秀な人が行くようになるとか、それからICTとかいろんなものが進むといったことがもちろん必要だと思うんです。
私は、第四次産業革命の中で日本の勝つ道筋というのは、製造業がやっぱりビッグデータをみんなで共有する、そしてそれをAIで分析をしたりディープラーニングをして活用してより品質の高い物づくりをスピーディーに行っていく、これが私は実は第四次産業革命での日本の勝ち筋だという信念を持って今取り組んでいます。
やはりドイツなどはそのようなもう本当に先進的な取組などを行っていらっしゃいますけれども、やはり日本は日本の、大臣おっしゃったように勝ち筋というのがございます。
○国務大臣(世耕弘成君) 私も、経産大臣になってから、この第四次産業革命で日本の勝ち筋はどこなんだろうかということをずっと考えてまいりました。 先日、総理と一緒にドイツのCeBITというイベントにも参加してきてだんだん見えてきたのが、やっぱり製造業とITを組み合わせる、あるいは製造業が持っているいろんな製造に関わるデータを、これを人工知能に学習させて工作機械とかに反映をしていく。
未来予測なんというのもいろいろ読んでみますと、人間は働かなくてよくなって、一日じゅうお茶飲んで、本読んで、テレビ見て、ベーシックインカムの形で、人工知能がつくり出したお金が国から分配されるなんという世の中になるんじゃないかとか、いろいろな予想は出ていますが、現時点ではまだそこまでは全くいかないわけでありまして、やはり、今一番未来投資という観点からいくと、AIとものづくりを結びつけていくのが一番日本の勝ち筋
その分野でいうと、やはり、例えば建設機械とかあるいは工作機械とか、そういったものでは日本は非常にハイレベルにあるわけですから、そういったものと人工知能のディープラーニングの概念を組み合わせると、物すごい勝ち筋の商品が生まれてくる可能性がある。こういったラインで我々は第四次産業革命に臨んでいきたいと思います。